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函館映画鑑賞協会 (自主上映会レポート) 2024.1.20

北海道函館市の映画サークル、函館映画鑑賞協会第267回例会にて、インド映画『響け!情熱のムリダンガム』が上映されました。
北海道での初の上映となりました。

函館映画鑑賞協会
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函館映画鑑賞協会さんからいただいたメッセージ

響け!情熱のムリダンガム上映会、とっても盛り上がりました😄
ピーターのチャーミングな所やナンドゥのサングラスとかいたる場面で笑いが起きて、今まで上映した映画の中でもトップの笑い回数でした。
そしてラストでは感動のむせび泣きが‼️

歌も踊りもソウルフルなムリダンガムのリズムも、お正月上映会にマッチしてて
この映画を上映できてよかったです。ありがとうございました。

上映後アンケートで寄せられたご感想(会報より)

  • インドのカースト制度の中、又、人口が最大の国、又暑さの中さすがにマザーテレサですね。昔、インドにも行った事があるので、本当にカラフルで良い映画でした。
  • 行ったことのないインドの風習、景色、楽器等とても楽しく観ました。良かったです。
  • 楽しく芸術的で良かった。
  • 全く知らない世界、音楽を見させてもらいました。
  • 初めて例会に出席しました。楽しかったです。いい映画ですね。年配の方達も多く、映画も楽しかったですが、この映画を観た方達に「映画と人生」について聞いてみたいです。
  • アルコール・タバコの映っているシーン、すべてに警告メッセージが出るんですね。現地の健康政策を垣間見ました。
  • インドのカースト制度の中、又、人口が最大の国、又暑さの中さすがにマザーテレサですね。昔、インドにも行った事があるので、本当にカラフルで良い映画でした。
  • beat it! 魂のインド映画!
  • 熱い青春映画だった。終わり方が大団円なのが良いし、何よりも人が死なないのが最高だった。     
  • 見どころ満載でした。ストーリーの随所にインド事情をもりこみつつ、純なピーターがとことん突っ走った爽快感がありました。映画スターに夢中、惚れた女の子にアタック、敬愛する師匠との絆、躍動感あふれる音楽を挟みながらどのシーンもぐっときました。ピーター可愛い!インドの女性強し。看護師として自立するサラや師匠を諫める奥さん、兄弟子のいじわる妹ですら堂々とした存在感がありました。
  • リズム探しの旅の風景が心に染みこんで、映画を見終わった後もずっとあのシーンのメロディを思い出していた。インドの一国の中にあんなに多様な楽器、演奏スタイルがあるのか!てっきりバイク一台でイッテQ並に世界中を回ったのかと思った。奏で歌い踊ることが魂の真ん中にあり、常に熱気を放っているインドらしさをベースに、カースト問題や闘争、伝えていきたい伝統と革新が必要な部分、向かうべきベクトルをしっかり定めてる女たちといったインドの今がたっぷり盛り込んである濃厚な一作。これって、スパイスでできたホットなベースがどんな具をも包みこんでくインドのご飯と何だか似ている。
  • 今でも年間500本位(数字が古いかもしれません)の映画をつくっているというインドの作品なので、期待していました。いまだにカースト制度が根強く残っていることを、随所に感じられて驚きました。でも、川の流れのように変わっていくのが正しい…という師匠の言葉と民衆の力強さに、未来は変わると信じられた気がしました。
  • 過去にいくつかのインド映画を観ましたが、そのほとんどは色々な差別の多い中での物語ばかりだったかと思いますし、こんなテンポの映画は初めてかと思います。私達は音楽というとまずメロディー中心に考えていましたし、打楽器だけで成立する音楽の愉しさほとんど気づかずにいた気がします。今回の映画で、激しいリズムは打楽器だけで十分に成り立つことを知らされました!
    ストーリーの進行と共に感情移入して観てしまい、全編に流れるあのムリダンガムという打楽器のリズムに心身が軽くなり、どうやら少し若返った感もありましたね。後味が良く気分もすっきりとしました。新春の映画にふさわしい作品だったのではありませんか?次回も愉しみにしております。
  • 新年一回目の映画がインドの民族音楽と知り、楽しみにしていました。
    今回の映画では、伝統打楽器ムリダンガム(両面太鼓)を作る職人だった父親の息子が主人公。太鼓を作るには、動物の皮を扱う職人はカースト制度では身分が低い階級である事に。主人公の青年は、ムリダンガムを演奏する師匠を目の当たりにした時に、自分も師匠のような奏者になりたいと思い、弟子入りをと訪ねても門前払いが続き、毎日通い続けた熱意により、やっと弟子入りを果たすが兄弟子の嫌がらせを受ける。身分が低い階級の人間と一緒は嫌と。
    師匠からは、伝統芸能を守ろうと、弟子たちには音楽コンテストなどに出演を許さない壁を乗り越え、テレビ音楽コンテストに出演、一位となる伝統音楽の変化を感じました。
    後半は、インド各地を巡る音楽ツアーに出発し、各地の打楽器奏者と共演し、音楽は無条件に生きる力になっていると感じました。上映時間が132分と二時間を超えていましたが、全く気になりませんでした。

❖感想会&例会まとめ❖

感想会では「初めて参加した例会がとても楽しめました。」という嬉しい声がありました。
兄弟子のいじめは、日本もインドも同じだなぁ。
ガンジス川で沐浴する、マザー・テレサの国インドの精神に触れました。旅行で訪れたインドの光景が蘇ります。
革新を感じた。伝統音楽は井戸であってはならない、流れる川でなければ、というセリフに表れている。
など、感想が寄せられ、それぞれの視点でインドの今を捉える例会となりました。

映画の感想を語り合える「感想会」、素晴らしいですね。全国の映画サークルの中で最初の上映会になりました。新春に観る映画としてふさわしいという複数のお声も嬉しいです。ありがとうございました!

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